9月13日(土)~14日(日)の2日間、あさぎり町の松尾集落
(遠山桜のある場所です。)において、栗づくしツアーを実施しました。
今回は、2家族で6名というこぢんまりとしたツアーでしたが、その分
ゆっくり、のんびりとした時間を過ごすことができました。
栗拾いに出発する前に、あさぎり町のグリーン・ツーリズム研究会が
取り組んでいるマイ球磨焼酎つくり体験オーナーの紹介や、観光名
所等を簡単にご紹介した後、栗拾いに出発しました。
栗拾いは、あいにく小雨が降る中でしたが、山の斜面に転がっている
イガグリをカゴに入れた後、平坦な場所で1個ずつ両足で踏みながら
火ばさみで丁寧に栗を取り出しました。
作業の後は、遠山さん宅に行って作業場でみんなでよけまん(休憩
で、お茶とお茶菓子を食べながらくつろぐこと)をしました。
裸電球がほのぼのとした雰囲気を醸しだし、赤ちゃんのこぶしほどある
大きな渋皮煮が参加者の中では大好評でした。
夜の交流会では、民宿「后寿慶の森」でGT研究会の樅木会長をはじめ
農家民宿のオーナーの高田さんご夫婦と一緒に地元「球磨牛」のバーベ
キューで球磨焼酎のタカンポ焼酎を参加者の皆さんと飲み交わしました。
翌日は、前日拾った栗を使って、栗の入った豆ご飯や、かぼちゃをベース
にした、あんこと栗の入った栗団子を作りました。
栗料理を作った後は、参加者全員で秋の味覚をおなか一杯食べながら、
あさぎり町の思い出話で盛り上がりました。
あっという間に過ぎた2日間でしたが、ツアー最初に見学した「今度は、マイ球磨
焼酎の水田で稲刈りをしてみたい」という子どもさんからの声に、「また、あさぎり
町に来るきっかけができました!」と親御さんが話しておられました。